<取組み期間>
アルミナの製造は私のライフワーク
<目的・狙い>
Sustainable societyの構築にアルミニウムは不可欠な素材である。そのアルミニウムの原料となるアルミナ産業がSustainable industryでなければならない。アルミナ産業の資源ボーキサイト,エネルギー,環境問題を考え,新しい技術,Sustainable refineryのあり方を提案していきたい。
<これまでの成果>
SCE-Net環境研究会ではアルミナ製造時の廃棄物「赤泥」問題を二回にわたり紹介した。
<関連文書>
私が比較的最近に研究指導した論文:
M. Kishida, T. Harato, C. Tokoro, S. Owada, “In situ remediation of bauxite
residue by sulfuric acid leaching and bipolar-membrane electrodialysis.”
Hydrometallurgy 170 (2017) 58-67.
(豪)CSIROによるアルミナ産業の資源問題,赤泥問題の総説:
P. Smith, “The processing of high silica bauxites – Review of existing and
potential processes.” Hydrometallurgy 98 (2009) 162-176.
G. Power, M. Gräfe, C. Klaiberによる”Bauxite
residue issues: I ~ IV”が現状の問題,赤泥用途開発,赤泥の高アルカリ性など化学的問題をレビューし,in situ residue remediationを提案している。
Hydrometallurgy 108 (2011) 11-32, 33-45, 45-59, 60-79.