<取組み期間>
2024年1月~
<目的・狙い>
現下のエネルギー問題はエネルギー不足の危機と言う従来の命題から離れて,CN の達成を標榜する思想に強く引っ張られているように見える.その合理性や信ぴょう性はともかく,多岐にわたる供給エネルギー・ツリー図の中で,原子力エネルギーは CN を攻略する有力な手段とみなされているが,現在の核分裂原発は,事故による放射性物質の漏洩や拡散のリスク,また放射性廃棄物の処理の不確実性が,広く国内のコンセンサスを得られないでいる.他方,将来の原子力エネルギーを背負うと考えられる核融合エネルギーは,かなり以前から技術開発は行われてきたが,未だ技術完成と発電開始の明確な見通しは世界の中でも立ってない.
しかし,核融合エネルギーは,現在のみならず,遠い人類の将来までも見た場合,人類が必ず獲得しなければならないエネルギー源である.だが,核融合技術の構成は,今の原発より数段難しいと思う.一般人にとって,中身の理解はほぼ不可能とさえ言える.また,それは現在世界で精力的に開発中であるわけだが,「未完成技術」なのである.
従って,この欄を借りて,筆者自ら勉強しながら,多くの方々に核融合を知ってもらうお手伝いが出来ればればと思う.筆者自身,核融合について素人であり,皆様の御意見をお聞きしながら勉強することに何よりも楽しさを感じている.
<これまでの成果>
筆者自身は,核融合についての勉強は数年前から少しづつやっているが,この欄を借りての活動は始めたばかりで,成果については,今後に譲る.
<関連文書>
本テーマに係わる文書の投稿を以下にリストでします.
番号 | 投稿日時 | 分類 | 題名 | 著者 |
01 | 2024/9/20 | 物性物理 | 水素,ヘリウム等の物性,温度の定義と測定法 | 郷 茂夫 |
02 | 2024/9/24 | 電磁気学 | 電磁気学の基礎と電磁誘導 | 郷 茂夫 |
03 | 2024/9/24 | 磁力線 | 磁力線と荷電粒子の相互作用,運動方向 | 郷 茂夫 |
04 | 2024/9/25 | プラズマ | 定義と性質 | 郷 茂夫 |
05 | 2024/9/25 | 核融合反応 | 反応の種類,反応エネルギー,原料と生成物 | 郷 茂夫 |
06 | 2024/9/26 | 核融合炉,u炉, Fusion Energy | u炉の種類,外形図,高温プラズマの形態 | 郷 茂夫 |
07 | 2024/9/26 | QST資料 | 引用承認された資料,それ以外の資料 | 郷 茂夫 |
08 | 2024/9/27 | NIFS資料 | 高畑先生の公開講座からの資料, 引用承認された資料,それ以外の資料 | 郷 茂夫 |
09 | 2024/9/27 | 超電導 | 超電導の原理と応用,高温超電導 | 郷 茂夫 |
10 | 2024/9/30 | プラズマ加熱法 | ||
11 | 2024/9/30 | 核融合理論 (1) | 理論文献 | |
12 | 核融合理論 (2) | |||
<ご意見・ご感想>
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