SCE・Netは化学工学会の一組織です。SCE・Netの活動理念は社会貢献と自己実現です。シニアケミカルエンジニアの経験と知恵で、社会に貢献します。

安全研究会

 安全研究会の紹介

SCE・Net安全研究会は、幅広い”安全”に係わる課題の中で、社会性が高く具体性のある課題を中心に研究し、成果を発信して行きます。先ず、「安全技術の伝承」をテーマとして取り上げ、ベテランの経験と知恵を分かり易く次世代に伝承できる形にして発信することを目標に、活動を始めています。

活動紹介

1.安全研究会の予定

3月の月例会 3月21日(火) 13:30-17:30  化学工学会会議室

2.「Process Safety Beacon;プロセス安全標識」の日本語版作成を担当

2-1 「Process Safety Beacon」の日本語版掲載

米国化学工学会(AIChE)の安全関係の組織である化学プロセス安全センター(CCPS:Center for Chemical Process Safety)がスポンサーになって産業界の人たちの安全標識になることを目的に、実際に起こった事故災害を写真入りで取り上げ、そのような事故災害を未然に防止するのに、具体的に何が重要かを判り易く纏めた資料【A4一枚】が【PSB :Process Safety Beacon】で、毎月発行されています。
これまで日本語訳版は発行されていませんでしたが、2006年4月号よりSCE・Net安全研究会が日本語版の翻訳を担当することになりました。発行元の了承が得られましたのでPSBの日本語版バックナンバーを3ヶ月遅れで掲載いたします。
なお、PSBは日本語、英語、ドイツ語、仏語、イタリア語、スペイン語、中国語、アラビア語など約30ヶ国の言語で、世界中に50万通が毎月Eメールで無料配信されています。
Eメールでの配信を希望される方は、CCPSのホームページで登録をしてください。

「Process Safety Beacon」の和訳はこちら

2-2「PSB和訳と安全談話室」の掲載

SCE・Net安全研究会では、毎月、CCPSから送られてくる次月の英文PSBを先ず翻訳担当が訳し、議論しながら纏め役が日本語版の最終原稿に仕上げますが、その間、毎月開かれるミーティングでPSBに関連したコメント、経験など、フリーに話し合われた内容を整理、編集し、【PSB和訳と安全談話室】として掲載します。ご参考にしてください。

2-3 CCPSプロセス安全基準(Process Safety Metrics)の和訳を掲載

AIChEの CCPS(The Center for Chemical Process Safety)が2007年12月に発表した40ページあまりの”Process Safety Leading and Lagging Metrics”がそれです。これは、2005年3月に起きたBP社製油所の火災爆発事故を調査したベーカー委員会や米国CSBの報告書の勧告にもとづき、Tim Overtonを委員長とするCCPSのプロジェクトチームが考案したもので、従来の労災統計の手法とは全く異なり、化学および石油工業界の企業や業界の安全確保の努力と実績を数値化して評価しようというものです。既に、この方法は、カナダやブラジルで評価され、欧州でもその動きが出ており、わが国でも業界共通の考え方として検討に値するものと考えます。
AIChEは2011年に改定版を発行しました。当安全研究会では2009年に発行した全訳版に続いて、今回の改定版を全訳しました。ホームページに公開することについてCCPS直々の許可を得ており、こちらよりダウンロードできます。また、英語原文を閲覧したい方はこちらのサイト(外部サイト)でご覧になれます。

3. 化学工学会年会での発表

化学工学会の年会で以下の発表をした実績があります。
第78年会 2013年3月 PSB記事の実例と活用方法
第77年会 2012年3月 CCPSプロセス安全メトリックスの作成目的-2011年改訂版
第77年会 2012年3月 CCPSプロセス安全メトリックスの改訂内容と事例評価
第76年会 2011年3月 プロセス安全メトリックス ―CCPSの提案する新しいプロセス安全測定基準の紹介―
詳細は「産学官連携」ページをご覧ください。

4.危機管理マニュアルの作成支援

危機管理は大きく分けて、①危機発生のリスクを軽減する計画の実施、②危機発生による被害を最小化する初期対応、③救助活動と2次被害発生の軽減、④復旧活動と被害者支援、の四つのフェーズがあります。
この中で特に、フェーズ②と③の対応は緊急を要するため、危機管理マニュアルによる組織活動の徹底が必須です。
安全研究会では、平成17年度、SCE・Netの会員企業からの要請により、危機管理マニュアルの作成を支援しました。
安全研究会としては、危機管理を今後の研究テーマの一つに考えています。

5. LWWC安全講座の教材作成と講義担当

お茶の水女子大学ライフワールド・ウオッチセンター【LWWC】「化学・生物総合管理の再教育講座」において、平成17年度の後期からリスク学事例研究4 <リスクの回避と工学の役目>の15回の講座を安全研究会メンバーが担当し、教材を作成し、講師をつとめました。
この講座では事例研究を中心に、リスクの回避に「工学的手法」がどの様に役立っているかを判り易く講義しました。

<リスクの回避と工学の役割>内容紹介

LWWC安全講座<リスクの回避と工学の役割>講座表
(1) 講座概要、リスクの回避と工学の役割
(2) 自然災害系リスクの回避・低減
(3) 社会系リスクの回避・低減
(4) 情報系リスクの回避・低減
(5) 人間行動のミス低減
(6) 予想外のリスクを回避する工学の役割
(7) 重大事故解析における応用化学工学
(8) 火災、爆発防止技術と応用化学工学
(9) 化学工場に於ける事故リスク防止と安全技術
(10) 新技術開発のリスク回避と応用化学工学
(11) 潜在するリスクアセスメント
(12) 設備設計と建設工事のリスクマネジメント
(13) 職場環境のリスク回避マネジメントと応用工学
(14) 設備管理、改善の技術とリスクマネジメント
(15) 今後のリスク管理手法と安全技術の伝承

6.安全常識警句集の研究・作成

“安全技術伝承”の一環として「化学・石油精製プラントの設計・建設・運転の業務で知っておくべき安全常識」を纏める作業をおこなっています。纏め方は、簡潔な安全常識の【警句】と、その内容を【解釈/事故事例】で具体的に説明する構成とします。当安全研究会では設計関係、建設関係、運転関係などで分類し個々に検討を加えながら資料作りを進めており、既に600項目がリストアップされています。

安全常識警句集の内容紹介

安全常識警句集

<安全常識警句集項目分類(設計)>

  1. 設計関係の内容サンプル
  2. 建設関係の内容サンプル
  3. 運転関係の内容サンプル
  4. プロセス関係の内容サンプル

安全研究会メンバーの投稿写真

2016年7月14日の安全研究会での安全談話室風景です。

anzen_danwashitsu_20161025

 

栃木県那須塩原市関谷のもみじ谷大吊橋から撮影した塩原渓谷の秋。
もみじ谷大吊橋は全長320メートルで無補剛桁歩道吊橋としては、本州最大級の長さだということです。

Momijidani_Oo_Tsuribashi

2015年11月11日











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